月蝕紀列伝1 氷刃のフレオリック

盗賊の少女ピュティアは見た―その男が、半獣人と化した賞金稼ぎを真っ二つに切り裂くのを。黒衣を纒ったその男は、冷めた表情のまま、剣を収めた―氷の刃を持つ剣を。彼の名はフレオリック。何の罪を犯したのかはわからないが、その首には金貨三千枚がかけられているという。「冗談じゃない!あの剣の腕さえあれば、その十倍は軽く稼げるってもんさ!」ピュティアは、この男―フレオリックに付いていくことを決心した。だが、彼女はまだ知らない。それがどんなに苛酷な旅になるかを…。本格的ヒロイック・サーガ、ついに登場!果てしなき冒険が今はじまる。